猫のFIP治療のご案内

諦める前に、
まずはご相談ください。
当院では、複数の治療薬を用いたFIP治療を行っています。

これまで「不治の病」と恐れられてきたFIP(猫伝染性腹膜炎)ですが、近年の獣医療の進歩により、治療可能な病気へと変わりつつあります。
当院では、最新の知見に基づき、海外で実績のある抗ウイルス薬を用いた治療を行っています。

「他院でFIPの疑いがあると言われた」
「治療費が高額で迷っている」
「今の治療で改善が見られない」

そのような不安をお持ちの飼い主さまは、一度当院までお問い合わせください。
詳細な検査を行い、その子の状態とご家族の意向に合わせた治療プランをご提案いたします。

猫のFIP治療

FIPの治療は、スピードが重要です。しかし、それと同じくらい「飼い主さまが納得して治療に進めること」が大切だと考えています。

当院では以下の3つをお約束します。

具体的な治療薬の提示

効果と費用の異なる複数の薬剤(GS-441524、モルヌピラビル、レムデシビルなど)を取り扱っています。それぞれのメリット・デメリットを詳しくご説明し、最適な方法を一緒に考えます。

費用の透明性

治療開始前に、検査費用や薬代の目安を明確にお伝えします。

早期の診断と治療開始

院内での迅速な検査体制を整え、診断がついたその日から治療を開始できる体制を整えています。

当院でFIP治療を行い、経過が良好な事例をご紹介します。
治療のイメージとして参考にしてください。

症例:りらちゃん(ラガマフィン / 4ヶ月 / 1.15kg)

【来院時の症状】

  • いつもより元気がない
  • 食欲がいつもの半分程度に低下
  • 飲水量が減り、おしっこの回数が1日1回に減少(通常3〜4回)
  • 身体検査にて発熱を確認
  • りらちゃん
  • りらちゃん

【検査と診断】

レントゲンおよびエコー検査にて、お腹に貯留液(腹水)が確認されました。
FIPの疑いが強いため、血液検査と腹水のPCR検査を実施しました。

  • 一般血液検査:貧血、白血球数の上昇、総タンパクの上昇、アルブミン低値を確認。
  • 炎症マーカー(SAA):225以上(激しい炎症を示す高値)。
  • 蛋白分画:ポリクローナルガンモパシー(感染症や炎症の示唆)。
  • 腹水PCR検査:猫コロナウイルス陽性(+)。

以上の結果よりFIP(ウェットタイプ)と診断しました。
食欲が一定以上残っており、ご自宅での投薬が可能であったため、「GS-441524(錠剤)」と「ステロイド(抗炎症薬)」による治療を開始しました。

【【治療経過】

治療開始から1週間後には、食欲・飲水量・尿の回数が通常通りに戻り、同居のワンちゃんと遊べるほど元気が回復しました。

  • 1週間後の検査数値:貧血改善(正常値)、SAA 3.8未満(正常値へ低下)。
  • 画像所見:エコー検査にて腹水の減少を確認。

現在は腹水の貯留によるお腹の張りも引き、順調に回復しています。

  • りらちゃん
  • りらちゃん

セカンドオピニオンをご希望の方へ

セカンドオピニオン

「他の先生の意見も聞いてみたい」
そう思うのは、ご家族を愛しているからこそ。決して悪いことではありませんし、主治医の先生への裏切りでもありません。
今までの検査結果や資料があれば、ぜひお持ちください。不足している検査があれば当院で行い、客観的な視点でお話しさせていただきます。
「ちょっと話だけ聞いてみたい」というご相談も大歓迎です。罪悪感を持たずに、安心して頼ってくださいね。

当院としての願い

当院としての願い<

FIPは治すことが、闘うことができる病気になっています。しかし、当院でもやはり命を落としてしまう子がいるのも事実です。その多くは治療を開始するのが遅れてしまい、急速な悪化に対応が出来なくなってしまった結果です。
飼い主さまにお願いしたいことは、かかりつけの病院様などでFIPの疑いがあると言われた時に、1日でも早くFIPの治療を開始するということが何よりも大切だということを知っていただきたいのです。
FIPの診断の為に、早急に状況証拠を積み重ね、治療に入ること、かつ正しい治療法の選択肢を知っていただきたいのです。
治療費やどの様な経過を辿るのか、副作用は、など様々な不安があると思います。
当院がFIPという病気に対して少しでもお力になり、飼い主さまの不安を減らせればと思っています。