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涙が出る。涙やけ

投稿日:2025年10月31日 更新日:

こんにちは!獣医師の山浦です!

『涙が多い』『涙やけがひどい』という相談をよく受けます。今回は、涙やけの原因や対処法についてまとめてみました。

 

涙やけとは

涙は本来、目のフチで作られ、鼻にある鼻涙管(びるいかん)を通り、流れていきます。

涙が目のフチから溢れ出ると、涙が出ているように見え、毛色が変わったり、皮膚炎を起こすことがあります。これを一般的に涙やけと呼びます。

涙やけの原因

涙が流れず溢れている

  • 生まれつき涙を出す経路の形が悪い
  • 涙の出口のキズ
  • 涙の出口の詰まり(炎症、デキモノ、異物)

 

目に刺激がある

  • 目の周りの毛が入っている
  • 逆さまつ毛
  • 眼瞼内反症(瞼が内側に巻き込まれている)
  • アレルギー

 

涙の油分が足りない

マイボーム腺(涙の油分を出す部分)の詰まり

ドライアイ(涙の粘り気が足りず、溢れる)など

 

涙が多く出ている

  • 炎症(結膜炎、眼瞼炎など)←歯周病や皮膚炎から炎症が広がってくることもあります
  • ストレス
  • 目の痛み(角膜の病気、ぶどう膜炎、緑内障など)

 

病院にいくべき症状は・・・

以下のような症状があるときは、一度病院で確認してもらったほうが良いでしょう。

  • 目が痛そう、気にしている
  • 目が眩しそう
  • 目が色が変わった(赤いや白い、黒いなど)
  • 色が悪い目ヤニがでている
  • 日頃のケアをしているにも関わらず、酷くなってきた

 

涙やけの治療

 

涙が多い原因となる病気がある場合、その病気をまず治療します。

病気によっては、目薬や飲み薬でうまく治療が進まない場合、外科手術で改善を目指すこともあります。

目の病気がないにも関わらず、生まれつき涙やけを起こしてしまう場合、定期的に治療が必要になることがあります。

トイ・プードルや、短頭種の子たちは特に涙やけを起こしやすいと言われています。

 

涙やけと上手く付き合っていくために出来ること

 

  • 蒸しタオルでまぶたを温めるように目周りをマッサージするように拭き取る
  • 目周りのカット、まつ毛抜きを定期的にして、刺激を減らす
  • アレルギー食を試してみる

 

涙やけは、原因にもよりますが100から0にする、完全に無くすことは難しいと言われています。

涙やけ自体は命に関わる病気ではありませんが、皮膚炎を引き起こしたり、生活の質を落とさないように、日頃のケアを行うことが大切になります。

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